留学であれワーキングホリデーであれ、海外で長期滞在をする際にとても重要となるのがお家探し。

留学生であれば、アパートシェアをするのが一般的かと思いますが、人によっては「人とシェアするなんて無理。」という方もいらっしゃるかと思います。

「バルセロナで憧れの一人暮らし！」というと、とても素敵な響きなのですが、実際現在のバルセロナの不動産事情はちょっと複雑なのです。というのも、昨今バルセロナでは観光客が急増し、今まで長期滞在で貸していたアパートを観光客向けのツーリストアパートメントとしてあてがう大家さんが急増。そのため、賃貸の値段が高騰しています。一時期、estudioと呼ばれるワンルームマンションは500−600ユーロで借りられていたのですが、現在ではGracia、Eixampleなどの人気のある地区に限ってはワンルームで1000ユーロ近くになることも。大学院留学や研究等で家族でバルセロナにいらっしゃる場合、ファミリー向けの２ベッド・３ベッド等を借りられるかと思いますが、高級なエリアでなくても1000ユーロ以下で借りることはかなり難しいかと思います。

もちろん格安の物件もあるのですが、１０００ユーロ以下の物件には希望者が殺到し、バルセロナで就労していない外国人留学生が契約までに至るのはかなり難しいかと思います（大家さんは、家賃支払い滞納に陥らないために、こちらで無期限雇用契約書を持っている方と賃貸借契約を交わしたいというのが一般的です）。ピソの価格については、以下のようなサイトで検索をしてみると、自分が住みたいエリアでのおおよその価格がわかるのではないかと思います。

IDEALISTA (https://www.idealista.com/)

言わずと知れた、スペインで「ピソ探し」と言ったら真っ先に出てくるのがこのサイト。

FOTOCASA (https://www.fotocasa.es/)

このサイトもIdealistaとほぼ同様で、購入・賃貸以外にシェアアパートのお部屋検索をすることができる。

 

注:上記のサイトを通じてピソを探し、万が一トラブル等が発生した場合でも当サイトは一切の責任を負いません。