ワーホリでスペインに。仕事はどう探す?

ワーホリビザを取得し、いざスペインへ!

スペイン語が多少できる方もそうでない方も、スペインに到着して一番心配なのは「実際に仕事を見つけることができるかどうか。」というところではないかと思います。

一時期と比べると少し良くなったような印象を受けるものの、欧州の中でもかなり失業率の高い国として知られるスペイン。外国人のみならず、スペイン人でも失業中でなかなか仕事が見つからないという話も多々耳にします。

そんな中、効率的に仕事を見つけるにはどうしたら良いでしょう。

まず、仕事を見つける前に、スペイン語と英語のCVを用意しましょう。スペイン語があまりわからない!という人は、語学学校の先生や友人に頼んで、スペイン語訳を手伝ってもらいましょう。また、企業での求人の場合、英語で求人情報を出していることがとても多く、英語のCVを求められることが多いです。こちらも可能であれば用意しておきましょう。

 

「仕事を見つけやすい人」ってどんな人?

 

1)ビジネスレベルの英語力がある人

スペインにワーホリに来られる方は、一番必要な言語は「スペイン語」と思われているかもしれません。もちろん、スペイン語が全くできなければ求人すら理解できないですし、スペイン語は必須言語なのですが、意外にも「ビジネスレベルの英語力」が大きなプラスになるということはあまり知られていないかもしれません。スペインで日本語ネイティブレベルを要求する求人には、ビジネススペイン語よりもビジネスレベルの英語を使用できることを要求している求人が多いように見受けられます。そのため、ワーホリに来る前に、スペイン語のみならず多少英語を勉強することは、無駄にならないかと思います。

 

2)専門的な資格を有している人

寿司職人(日本食のシェフ)のような、いわゆる「手に職」を持っている方は、言語さえクリアすれば仕事を見つけられる可能性は多いかと思います。ただ、専門職でも医師や看護師、弁護士、会計士等と言われるようなものは、スペインの資格が必要になるのでそのエリアで就労することは難しいです。

 

3)とにかくなんでもすぐに行動を起こせる人

スペインでの求職活動は、日本のようにはいきません。例えば、事務職のようなポジションは、1日でかなりの応募があったりして、スペイン語があまりできなかったりほぼできないと判断されると、返事すら来ないなんてことも。こんなことが続くと、「本当に仕事が見つかるのかな。」と焦ったり、不安になってしまうかと思います。そんな時、「ちょっと気になる会社やレストラン、お店があったら、自分から飛び込んでみて人を探していないか聞いてみる。」ような行動が起こせるか起こせないかの違いは大きいと思います。もちろん、突然飛び込んで嫌な顔をされたり、軽くあしらわれるかもしれません。しかし、それくらいのバイタリティがあり、周りに「仕事をさがしています!」ということを知らせている人の方が、求人の口コミが入ってくる可能性が高いです。

また、スペインでの求人は、口コミがとても多かったりもします。日本語が必要な求人を友人づてで聞く、なんてこともあるかもしれません。

 

仕事が見つけやすい職種は?

海外で仕事をする場合、やはり自分たちの持っている付加価値(例えば日本語)を生かせる職種の方が、仕事を探しやすいかと思います。バルセロナで言えば、日本人向けの観光業(ガイド等)や日本食レストラン(近年、日本人経営者のレストランが増加しています)、また狭き門かとは思いますが日本語教師等の職種は可能性が高いかと思います。スペイン企業でも日本(もしくはアジア)マーケットへのビジネス開拓を考えている会社等は、日本語ができる人を探している場合もあります。

 

求人を探せるサイトは?

カサ・アシアの求人募集ページ(https://www.casaasia.es/economia/empleos)

日本話者向けの求人サイトで一番使えるのは、カサ・アジアの求人サイトかと思います。

こちらは、日本語ネイティブ向けの求人が比較的たくさん出ているので(時期にもよるのですが)、求職中の人はチェックすることをお勧めします。

Jimomo Barcelona 求人掲示板(https://barcelona.jimomo.jp/bbs/list.html?ca=301)

こちらも日本食レストラン等の求人を見ることができます。

Infojob(https://www.infojobs.net/)

こちらは、スペインで求職サイトというと一番先に出てくるようなサイト。このサイトは日本語話者向けではないので、スペイン語がわからないと難しいのですが、日本語ネイティブ向けの事務職等の求人が出たりもします。

 

ワーホリビザを取得するということは、1年間スペインで就労ができる貴重な機会を得られるということです。

この機会を無駄にせず、自分を成長できる仕事を見つけられたら良いですね。