初めてのスペイン留学!ホームステイのススメ

留学すると決めたら、まず行き先と学校を決めますよね。

その後、滞在先を決める際、「ホームステイ?それともシェアアパート?」と悩む方が多いのではないかと思います。

ホームステイ、シェアアパート、どちらにも良い点・悪い点ありますし、個人の性格により向き・不向きはあるかと思いますが、その中でもスペイン初心者の方(初めてスペインを訪れる短期留学者を想定しています)にオススメしたい「ホームステイ」についてお話ししようと思います。

私が初めてスペインの地にきたのは、2003年、大学の春学期を利用してサラマンカに語学留学(ある意味遊学(笑)した時でした。

今から15年以上前のスペイン、現在と比べると物価もかなり低く、3食付きホームステイの値段がとっても安い&自炊しなくて良い!という安易な考えで、迷いもなくホームステイを選びました。

そのお家のセニョーラは、お子さんはすでに就職し家を出ていたため、一人で暮らしていました。私を含め、学生は常に4人。また2005年にも1ヶ月ほどバルセロナでホームステイを経験しました。

ここも私を含め、学生が4人いました。そこで私が感じたのは・・・

 

1)ママの味のスペイン料理を毎日のように食べられる!

これは本当に当たり外れがあるのでなんとも言えないのですが、私がサラマンカで滞在していた家のセニョーラは本当にお料理が上手で、お昼ご飯は毎食スペインの郷土料理のようなものが出されました。それが美味しいのなんのって!もちろん、この3ヶ月で体重が増えたことは言うまでもありません。バルセロナでのホームステイは・・・毎食普通でした(笑)。

 

2) 積極的に話しかけることによって、スペイン語を練習できる!

スペインにおけるホストファミリーは、異文化交流云々よりも経済的な側面を考えてファミリーをやっている方が圧倒的だと思うので、もしかすると外国人慣れしていてあまり話してくれない、とってもビジネスライクなんてことも起こりうるかもしれません。しかし、私が経験した2回のホームステイでは、こちらからどんどん話しかけていけばそれに答えてくれる感じで、ホストファミリーからスペイン語をいろいろと学んだ記憶があります。シェアアパートの場合、同居人は外国人の場合が多く、外国人同士で会話を練習してもどうしても限度があるので(あまりスペイン語が話せないと、同居人とはほぼ英語で会話なんてこともあるかもしれません。)、ネイティブと毎日会話をすると言う点ではホームステイの方が良いかもしれません。

 

3)実際のスペイン人の生活を垣間見ることができる!

サラマンカのホストファミリーは、14時ごろからのお昼ご飯が終わり、片付けを少ししたところで、ソファーに横になってシエスタをすると言うのが習慣のセニョーラで、お昼寝をしながらスペインのゴシップ番組をよく見ていました。それ一つをとっても、「あっ、シエスタってまだする人たちたくさんいるんだ。」と異文化を垣間見れたような気がしました。夜ご飯は時間が遅いからそんなに重いものは食べない、朝食もマドレーヌとコーヒー(これ、結構普通です)と、スペインってこんな食生活なのねとホームステイを通じて学んだことがたくさんありました。

 

どうしても自分のスペースと自分の食べたいもの自炊して生活したいと言う方は、シェアアパートメント をオススメしますが、短期でスペインに留学に来る方や、スペイン文化を身近に感じたい人は、ホームステイをしてみることをお勧めします!