スペイン学生ビザでアルバイトは可能なの?
スペインへの留学を考えている方たちからよく聞かれるのが、
「スペイン留学中にアルバイトはできるのでしょうか。」
という質問です。
結論から言うと、
「就労は可能」
ですが、
「最長週20時間まで、およびあくまでも必要要件をすべて満たす場合に限って」のみ可能となります。
また、スペインではアルバイトという概念がなく、基本的には「期間限定のパートタイム雇用」という位置付けになります。
加えて、ワーホリビザと違い、学生ビザを保持しているだけでは就労することはできません。就労にあたっては、学生用の労働許可を申請する必要があるため、いくら仕事をしたくても合法的に雇ってくれる雇い主がいなければ話になりません。
あくまでも、雇用主が学生ビザ保有者を合法的に雇うための手続きを行ってくれることに合意し(必要書類を揃え、移民局もしくは該当機関での手続きを雇用主が行うこと)、その手続きが無事完了、学生用労働許可通知が手元に届いた時点で、初めて就労が可能となります。また、通常労働許可の有効期限は、現在保持している学生ビザの有効期限とリンクしているため、一旦学生ビザの有効期限が切れてしまえば、労働許可の有効期限も切れることとなります。
また、就労時間は最長週20時間ですが、学校の授業時間と被っている時間には就労することができません。
例えば、授業時間が10時から14時の場合、就労時間をこの枠内に設定してしまうのと、労働許可がおりません。
各州の移民局によって学生労働許可の申請方法等が若干異なる場合がありますので、許可申請をご希望の方は、最寄りの移民局にて詳細をご確認ください。
注:上記の内容は2019年3月時点の内容です。労働許可に関する規定は頻繁に変わりますので、申請をご希望の方は移民局もしくはgestorにご確認ください。